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現代だからこそ描けるリアルなドラマでした【獣になれない私たち 最終話】

どうもどうも。mochiです。

 

今回は獣になれない私たちの感想です。ついに最終話です。

 

かなり遅くなってしまいました。すみません!

 

今回はいきなりですが、獣になれない私たち全体を総括したいと思います。

 

 

ドキュメンタリーに近いドラマ

全話見終えたうえで、このドラマを一言で表してくださいと言われたら、僕は「ドキュメンタリーに近いドラマ」と答えます。

 

ドラマと言ったら何か一つの大きな設定、目的みたいなものが根底にあって、その上で小さい出来事がいくつか発生して、最後にドラマの序盤に提示されていた設定、目的に対して、主人公をはじめとした登場人物たちにどのような結末が訪れるかという感じだと思います。

 

しかし、獣になれない私たちは、日常的な生活の中で、様々な登場人物がそれぞれ少しずつ違った悩みを抱えていて、最終的にはそれらの悩みを各人が少しだけ乗り越えるという結末になりました。

 

なので良く言えば、現代社会を切り出したリアリティ溢れるドラマ」

悪く言えば、「脈絡の無いよくありそうな出来事を並べていったドラマ」

 

という感じになると思います。

 

実際に「なにを描きたいのかわからない」、「よくわからない結末だった」という声がネット上であがっていたようです。

 

 

今だからこそのリアルな内容

僕自身は、このドラマをとても面白いと思って見ていました。

このドラマは「もっと自分の好きなように、自由に生きていいんだよ」というメッセージを発信しているドラマだと思っています。

 

僕はまだギリギリ学生で、社会についてよくわかっていないつもりなのですが、現在の社会は色々な物の線引きがどんどんなくなっていると思っています。

 

転職も当たり前になってきているし、そもそも必ず会社で働く必要もないし、男が稼いで女が家事をしなければならないということもないし…

 

しかしその一方で、今までのしきたりを重んじなければいけないという固定観念もあると思います。

 

そのせいでドラマ序盤の晶が、「会社のために」という意識から壊れていくようなこともありました。

 

しかし、晶が恒星と出会ったり、呉羽と出会ったりして、様々な出来事が起こる中で、自由に生きてもいいんだと思えるようになります。

 

最終回、晶が退職届を出す場面が最大の山場だったと思います。

退職届を出すというのが最大の山場というのは、ドラマ的にはあまり派手ではありません。

 

しかし、社会の変革が起こり始めている現代で、多くの苦悩を感じそれなりに乗り越えた晶が退職届を出すというシーンは、同じように苦悩しながら働いている人たちの気持ちを支えるものだったと思います。

 

 

自分以外にはなれない

最終回で僕が特に印象に残った言葉は、呉羽の記者会見での言葉です。

 

「自分以外の何物にもなれないことを確かめるため。」

 

なぜ記者会見に臨んだのかという質問に対して、呉羽が言った言葉です。

 

単純に呉羽らしい言葉で良い言葉だなと思いましたし、この言葉が晶と恒星の決断を促したんじゃないかと思いました。

 

自分を殺して生き続けることが、生きていく中で最も無謀で最も無駄なことなのかもしれません。

 

恒星が架空請求の実態を叩くと決断した時のシーンで、「お前の人生を棒に振る必要はない」と言われたときに、恒星はこのように返します。

 

「逆です。人生を取り戻そうと思ってます。」

 

この言葉から、巨大な力から自分を守るために自分を偽り続けてきたことが、どれだけ苦しいことだったのか、少しだけわかった気がしました。

 

晶も社長を前にして、「本当に死んでしまう前に辞めます」と退職届を出します。

 

「本当に死んでしまう前に」

これは自分を押し殺してまで社長の下で会社のために働いてきた、晶だから言える言葉でしょう。

 

獣になれない私たちは、晶と恒星が協会の前で手をつなぐという場面で終わりました。

 

本当の自分を押し殺して生きてきたもの同士、そして押し殺してきたものを取っ払った上で惹かれあった二人なら、この先も一緒に歩んでいけることでしょう!

 

 

おわりに

今回は獣になれない私たちの最終回の感想でした。

 

ネットの意見を見ると賛否両論あったドラマですが、僕は好きでした。

 

あと、見終わった後にビールが飲みたくなっちゃうドラマでしたね。笑

 

晶と恒星の今後が見たい気もしますが、それは自分の中だけで妄想しておきます。

 

妄想得意分野だもんな

 

今回はこの辺で。ではでは。

 

 

 

第9話の感想はこちらから。

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