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「ストーリー・セラー」は本好きが憧れる恋愛小説でした

どうもどうも。mochiです。

 

今回は有川浩さん「ストーリー・セラー」という小説を紹介します。

 

 

ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

 

僕は恋愛小説はあまり読まないので、有川浩さんの小説はあまり手に取らないのですが、この小説はめちゃくちゃ感動しました。(語彙力よ)

 

なお、物語の核心を突くようなネタバレはしていませんが、多少のネタバレはありますのでご注意ください。

 

目次

 

あらすじ

「ストーリー・セラー」は小説家の妻を持つ夫が、医師から妻の病名を聞く場面から始まります。

 

致死性脳劣化症候群。

 

複雑な思考をすればするほど脳が劣化し死に至るという不治の病に彼女はかかってしまったのです。

 

もうどこまで脳を消費しているかわからない彼女が一秒でも生きながらえるためには、作家という職業をやめなければいけません。

 

夫から病気の全貌を聞かされた彼女が選択する人生とは。

 

 

感想

 小説がきっかけで始まる恋愛が羨ましすぎる

 この二人の恋は、書きかけにしていた彼女の小説を彼が思わず読んでしまうところから始まります。

 

彼女は「裸を見られることより恥ずかしい!」と言うのですが、この出来事をきっかけに元々はただの会社の同僚でしかなかった二人から、「小説を書くのが大好きな彼女」と「彼女の小説を読むのが大好きな彼」に変わっていって…

 

そうなんです。

 

キュンキュンするんです!!

 

気持ち悪いとか言わないでください!いやでも言われたってかまいません!キュンキュンするのは仕方ないんだから!(めちゃくちゃ)

 

 

しかしあらすじにも書いた通りこの二人には試練が待ち受けています。

この試練に支え合いながら挑んでいく二人に、今度は涙が…

 

読んでる最中、感情をあっちこっちに揺さぶられまくってました。

 

 

 雑な言葉を使いつつ丁寧な人物描写

登場人物の感情描写にわかりやすく日常でも使うような言葉を用いていて、読者の共感を得やすいのもこの作品魅力の一つです。しかもその言葉が薄っぺらくならないように絶妙なタイミングで入れ込んできている感じがします。この部分は本当に有川さんさすがです。

 

 

「Side:B」の加筆により深みが増した作品に

「ストーリー・セラー」は元々「小説新潮」2008年5月号別冊に掲載されていた作品です。この作品が単行本化されるにあたって「小説新潮」の内容を「Side:A」とし、有川浩さんが新たに加筆した内容を「Side:B」としており、単行本では「Side:A」、「Side:B」の二章構成になってます。

 

この「Side:B」の存在が「ストーリー・セラー」という作品の深みを増す作用をしていて、読者に問いかける働きもしているので、「Side:B」という章が加わって「ストーリー・セラー」が完成したのかなというのが僕の印象です。

 

ちなみにこの「Side:B」の内容は「Side:A」の内容を鏡に映したような内容です。

これだけでは何のことかさっぱりだと思いますが、ぜひ読んでもらいたいのでネタバレはしません!!

 

ちなみに読み終わった後の僕の感想は、

「ん?実際のところどっちがどうなんだ?」

って感じです。ますますわかりませんね。

 

 

おわりに

今回は有川浩さん「ストーリー・セラー」という小説を紹介しました。

 

純愛系のお話って読んでると我に返って恥ずかしくなってくなることがあるんですよね。

でもこの「ストーリー・セラー」はそんなことを感じさせないぐらい、感情移入してしまうような作品でした。

 

気になった方はせひ読んでみてください!

 

今回はこの辺で。ではでは。

 

 

ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)