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「ゼロ、ナナ、ゼロ、ハチ。」を読んだ感想 ~この女心、リアルすぎます。~

どうもどうも。mochiです。

 

今回は辻村深月さん「ゼロ、ナナ、ゼロ、ハチ。」を読んだ感想をシェアしたいと思います。

 

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫) Amazon

 

 

あらすじ

物語はチエミが自分の母親を刺殺し、失踪した半年後から始まります。

 

チエミの幼い頃からの友人であるみずほは、チエミの行方を探すために、チエミの友人や恩師、仕事の同僚などから情報を得て事件の真実そして彼女の行方にたどり着こうとします。

 

彼女が真実にたどり着いた時、彼女が下した決断とは。

 

読者であるあなたはチエミのした事を非難し間違っているとはっきり言えますか?

 


 

小説のテーマ、見どころ

この小説のテーマは女性社会での比較だと思います。

 

周りの中での自分の位、立ち位置、経歴、親との付き合い方など、他人と自分を比較したときに生まれるとても自然な負の感情(嫉妬、蔑み、傲慢さなど)をものすごくリアルに描いている小説です。

 

この小説の見どころは、各登場人物がこれらの負の感情を乗り越え、本当の女同士の友情を手にできるかどうかです。

 


 

感想

リアルすぎる(誉め言葉)

僕はあえて言います。

 

男の僕はこの小説の魅力を理解しきれていません。

 

それぐらいこの小説はミステリーという形式をとりながら、女性同士の関係をリアルに表現し、互いの胸の内を詳細に描いています。

 

なので、女性が読むのと男性が読むのでは受け取り方が違うと思うし、女性の方がより物語に込められた意図を理解できるのではないかと思います。

 

男性にももちろん薦めます。読むと女心が少しわかったような気になるので笑。

 


 

行動の意図は後になって気づくもの

人が他人のために何かをする時は、善意、優越感、哀れみなどの様々な感情が混ざっていて、どれが一番強かったかは終わってから気づくものなのかなって思いました。

 

 だから、なぜそんなことをしたのかを人に指摘されて気づくっていう状況が生まれるんでしょうね。

 


 

当たり前の違い

「当たり前じゃん」

 

これは皆それぞれ見えている世界が違う分、基準が違うんですね。

 

それぞれ見えている世界が少しずつずれている分、人同士のすれ違い、反発、人への不満が起きて、その人がだんだん許せなくなっていくんだと思いました。

 

「自分は自分、他人は他人」ということを本当に理解している人はどのぐらいいるのでしょう。

 


 

おわりに

今回は辻村深月さん「ゼロ、ナナ、ゼロ、ハチ。」を読んだ感想をシェアしました。

 

気になった方はぜひ読んでみてください。

 

今回はこの辺で。ではでは。