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200ページ弱でも、衝撃は弾丸級! 小説紹介:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

どうもどうも。mochiです。

 

皆さんは小説を選ぶとき何を基準に選びますか?

僕は小説のタイトルと表紙だけを見て買っちゃうことが結構あります。俗にいう「ジャケ買い」ですね。

 

今回は僕がジャケ買いした中から、桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」という小説をご紹介します。

 

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) Amazon

 

ちなみに桜庭一樹は以前僕が紹介した本の「作家の本棚」でインタビューを受けているので、こちらの記事もぜひご覧ください。

 

omochi-mochio.hatenablog.com

 


 

あらすじ

主人公は山田なぎさという中学生です。

彼女は中学生ながら、子供という無力な境遇から早く脱却し、社会へ出てお金を稼ぐために自衛官を志望しています。

そんな彼女のクラスに、都会から有名人の父を持つ海野藻屑が転校してきました。

なぎさは、変わり者で嘘つきでいちいち自分に絡んでくる藻屑を、最初は嫌っていました。

しかし、家庭内での藻屑の実情を知っていくにつれて、なぎさは藻屑をかまうようになり、徐々に二人は打ち解けていきます。

 

そんな矢先、ある恐ろしい事件が起きてしまったのです。

 


 

感想

当初この小説は少年少女向けの冨士見ミステリー文庫から刊行されたようですが、僕はこの小説は大人が読むべきものだと思いました。

子供たちがいかに無力で、大人の手によってどうにでもなってしまうことが、この小説では「弾丸」という表現で見事に表現されています。

 

ところどころグロテクスな描写があるので、苦手な方は気を付けて読んでほしいのです。

しかし、僕にはその生々しい描写が、中学生たちの無力さやその無力さによって生まれる苦悩をリアルに表現しているのかなと感じました。

 

長さ的には200ページ弱と短い内容ですがメッセージ性はとても強く、それこそ銃から打ち出された弾丸のように、一瞬でインパクトを与えるような小説でした。

 

僕の紹介を聞いて気になった方はぜひ読んでみてください。

今回はこの辺で。ではでは。